さて、しつこいですが、まだ続いてます。。。
闇夜のウォーキングのはじまりです。
ホント、"あっ"ちゅー間に日が暮れて山の中は闇につつまれました。
真っ暗で何も見えないです。こんなに見えないなんて。やばいぞ!と言った感じです。
実は、こんなに時間がかかるなんて、誰も思ってなかったので、皆、ヘッドライトをコテージに置いて来ちゃったらしいのです。持っていたのはワタシともう1名。
2個あったのがせめてもの救いでした、1個だけじゃどうにもならなかったことでしょう。
しかし、2個のライトで9人が歩けるほど明るくなるワケもなく、心細さと不安と戦いながら下山は続きます。
はっきり言って、道に迷ったら遭難?っていうか、もうしかかってる?という考えを打ち消しつつ歩いていたところで、
ワタシに再度、悲劇がっ、、、、
足元は殆ど見えませんでしたので、段差のときだけは照らしてもらってました、しかし、平らなところは暗いまま歩いてました。
そして、
ガケからオチマシタ・・・・ワタシ。(ぬぉ~っ!>心の叫び)
下が熊笹だったんですよ、道があると思ってたら草だったみたいで1歩踏み込んだ拍子に一気にストーンと落ちました。あっという間に闇に吸い込まれそうに・・・下は沢です。もちろん見えやしませんがザーッと水が流れる音だけは聞こえます。「ウソッ!落ちてる!」って自分が気づいた瞬間に両腕が淵にひっかかって脇で止まったんです。
不思議ですが、その瞬間って、よくドラマとかであるように、一瞬なはずなのにすべてがスローモーションで見えるんです!(人間の脳って不思議かも?)
ワタシは前から3番目を歩いておりまして、落ちた瞬間、真後ろにいたAがきゃ~と叫びながら手を伸ばそうとしてるのが目に入りましたし、目の前を歩いてたTちゃんが逃げようとしている姿が見えました。(なぜ、そっちへ行く?見捨てるつもりー?)先頭を歩いてたリーダーが駆け寄ろうとしてくれてるのも見えましたが先へ進もうとしているTちゃんが行き先をはばんで近寄れません。
はやくライトをあててぇ~ひっぱりだしてぇ~と心の中で叫び、
このままだと落ちちゃうと思った瞬間、身体が反射的に動いて自力ではいだしてました。
いや~人間、極限になればなんでもできるという証明?
下が笹だったのも幸いだったのだと思います。
(弾力ありますからね)
さて、逃げ出そうとしたTちゃん、ガサーッという音ときゃ~という叫び声で、『熊がでた』のだと思ったそうです。
熊でてません、ワタシが落ちたんだってばっ。ゞ( ̄∇ ̄;)
そんなこともあり、さらにペースを落とし、みんなで1列に固まって歩きました。暗闇の中に牧場の柵がうっすらと見えたときは、心底、ホッとしました。さらに牧場の牛糞の臭さが嬉しかったりして・・・・?(究極な状態?ですな。)
ホラね?真っ暗でしょ?

みんなを救ったヘッドライトはこちら。
(山にはいつでも持っていくことをオススメします!電池換えていって本当によかった!)
出発から約12時間の登山でした。本当に、全員で無事に帰還できて何よりでありました。
ついでに頑張ったワタシのスニーカー↓(しまいにはドロドロではけやしませんが持って帰ってきました。登山靴じゃなくても登山できました!?)
長々とお付き合いくださいまして、ありがとうございました。詳細にレポートするつもりはありませんでしたが、こんなにも印象深い経験はそうそうできるもんじゃないし、この先、また山に誘われちゃったとき、うかつに行くー!って言ってしまわぬよう(?)、リマインド用に新鮮な記憶を書き連ねてみました。
余談ではありますが、全員で無事帰還の祝いに酒屋にビールを買いにいきましたら、酒屋のおばちゃん、泥にまみれてヨロヨロ歩くワタシたちの姿を見て「どこの山?」と聞いてきました。「戸隠山」と答えたら、「ひぇ~。うちの子供には絶対登らせないっ。初心者でよく行ったねぇ~無事でよかったよ。今日はたくさん飲みなさい」とおまけしてくださいました。
やはり、そういう場所だったのかっ?ゞ( ̄∇ ̄;)
今後、また山に行くことがあったならば、地元の酒屋で情報収集してから行くことにします。(笑)
PS. 山の装備は本当に重要ですね。いろいろと教訓を得た旅でありました。
~戸隠紀行/おわり~
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